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Chuwi GBox Gemini Lake の低価格ミニPCに「隠れSSDスロット発見!」開封レビュー動画

こんにちは、コロテックです。

今日は、スペイン発中華ガジェット専門サイト、クリス氏の運営するTechtablets.comより、Chuwi GBox Gemini Lakeのレビューの紹介をするよ。

TechTablets.comより、Chuwi GBox 開封レビュー

(当ブログは、TechTabletsのクリス氏より許可を得て翻訳をしています)

Chuwi から発売のミニPC GBoxのレビューです。Apollo Lakeの後継、Gemini Lake インテルCeleron 2100搭載なので以前のモデルより少し早く、クロックも最大200Mhzで、HDMI 2.0、DDR4の4GBになっている。

スペック:

Intel Celeron N4100
4GB DDR4 2133Mhz
64GB eMMC 5.1
SATA3 2.5″ and M.2 Slots
2xUSB 3.0 Ports
2xUSB 2.0 Ports
Wireless AC + BT 4.1
Gigabit LAN, HDMI 2.0 A
VGA, USB 3.0, Type-C

メモリーのサイズは十分ではないけれど、ミニPCでおこなう作業では十分だと思う。内蔵ストレージは、eMMC 5.1の64GBなで、まあ、悪くはないけれど、もっと容量とスピードがほしい場合は、アップグレードも可能だ。

アップグレードには、2つの方法があって、2.5インチのHDもしくはSSDをインストールするか、M.2 STATA SSDがインストールできる。やりかたは、あとで見せるね。

Chuwi GBox 開封

手にとった感じは、外側のフレームが金属製だから重いね。箱の中には、電源(12V/2A)アダプターと、エア・リモート、電源ケーブル。それと、VESA規格でテレビの後ろに取り付けるアダプター付いてくる。

 

リモコン

小さなリモコンは、LGのマジックリモートにそっくりだ。リモコンを動かすと、テレビ上でマウスのポインターが動くんだ。操作は簡単で、メディアセンターPCとしてとても良い。

Gboxのデザインを見てみると、周りのフレームは金属製なのでとても丈夫な感じだ、上の部分はプラスチック製で、縁全体に沿って熱を排出する為の空気穴が沢山あいている。下にはヒートシンクがあって、冷却ファンが無いので音がしないのでとても良い。

背面にはゴム製の足があり、背面にあるネジを外して2.5インチの内蔵ディスクの取り付けができるので、やり方をあとで見せます。

Gboxの前面には、電源ボタン、ステータスLED、MicroSDカードのスロットがあるが、マザボでUSB2のハブにつながっているので、計測値で23Mbpsしかスピードが出ない。残念だね。それ以外にも、USB3.0のポートが2つと、Type-Cポートがある。

Gboxの背面には、リセットボタンと、VGA、HDMI、ギガビットイーサネット、USB2x2ポート、とヘッドフォン端子がある。

個人的にはVGA端子の代わりに、Alpha Wise T1の様にHDMIポートがもうひとつ欲しかったね。

Chuwi GBox 拡張オプション

拡張の方法は2つあって、1つ目はメーカが周知しているオフィシャルな方法で、裏蓋を止めてあるネジをすべて外し、SATA3SSDをインストールする方法で、これは簡単にできる。

M.2 SATA 2242をインストールしたい場合は、もう少し複雑で、まず外側のネジをすべて外し、次にマザボを止めている4つのネジを外し、マザーボードを取り出す。

実は、マザーボードには、空きのSSDスロットがあるけれど、ケーブルが複数接続され、マザーボードを取り出すのが大変だから、メーカーはユーザにここまでやってほしくないんだろう。だから、空きSDDスロットはオフィシャルではないんだね。

ヒートシンクは、金属製でフィンは付いていないけれど、サイズが大きいから問題はないだろう。

WI-FIのチップセットは、Intel3165を使用。アンテナ線は、WI-FIチップから2本伸びていて、受信感度を上げる為にプラスチック製の蓋に伸びている。

追加できるSSDの容量は2242もしくは2280で今回は、2242をインストールするんだけれど、ネジを止める穴が無いんだ。

内部ケーブルの配線が複雑なので、2.5インチのSSDもしくは、2.5インチのHDD(最大2T)の増設にとどめておくのが無難だね。

BIOSの設定を見ると、メモリーのスピードが2133Mhzになっているけど、同じチップセットを使用したEZBook X4で見た通り2.4Ghzで動作するはずだ。

ブートのオプションも指定出来るので、SSDをインストールした時に起動ディスクに指定できる。でも、このBIOSではPower Limitの指定ができる、アドバンス設定が無い。

Chuwi GBox 起動

内蔵ディスクの空き容量は、43GB(64GB eMMC 5.1 実装)。空き容量が少ないので、SSDを追加したけれど、問題なく各ストーレッジは、最高速度で動作している。

容量が4テラの外付けストーレッジをUSB経由で接続したけれど問題なく使用できた。eMMCへの読み書きスピードは早くはないが、そもそもCPUの性能がボトルネックなので十分な速さだ。

WIFIの受信感度も十分で、計測したところ最大転送速度は320Mbpsだった。内蔵マイクは2つあり、サンプル音声も録音してみた。マイクは、筐体の内側にある為に予想どおり音質はそんなに良くないが、Cortanaの動作には支障はない。

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Windowsのライセンスも正しくアクティブ状態にある。起動中のメモリーの空き容量は、4GBのうち3.84GBしか空きがないので、十分ではないね。将来、メモリーが8GBのモデルが発売される事を希望しているよ。Teclast社が8GBのモデルを開発中と聞いている。

SO-DIMMスロットは無いので、メモリーのアップグレードは出来ないね。

Chuwi GBox ベンチマーク

Geekbanch4での性能テストの結果をみてみるとシングルコア(1802)、マルチコア(5067)になっている。

これは、Apollo Lake 3450と比較するとシングルコアで性能が23〜24%アップになっていて、マルチコアで19%アップになっている。

だから、僕はもうセレロン3450を使ったスティックPCはもう買わないよ。買うんだったら、Gemini Lakeの方がいいよ。Gemni Lakeの場合、メモリーを2GB余分に消費するけれど、メモリー自体の性能がいいし、HDMIも2.0aになるよ。

Antutuのスコアは、140,000だから、Snapdragon660と同レベルの性能だね。

BIOSでUSBドライブを指定して、Linux Mintで起動してみると、問題なく動作するね。性能も悪くはないし。付属のリモコンだって問題なく動作するよ。

Gboxで普段の作業を行った時の性能は、Photoshopも重いファイルでなければ動くよ。でもメモリーサイズは4GBだし、6WのCPUだから処理能力的にはいっぱいいっぱいだね。

いま、4Kの動画を再生したり、複数アプリを起動するとCPU使用率が100%になるね。メモリーサイズが4GBなので、複数のアプリを立ち上げる事は出来ないね。

Chuwi GBoxは、エクセル、テキスト入力、メール、ブラウジングには快適に使えるよ。

付属のマジックリモートを使って、Kodiも問題なく操作できる。でも、LGリモコンの操作に似ていて慣れるのに若干時間がかかる。

Chuwi GBox 動画再生

4Kの動画を50fps再生してみると、動画の始まりに少し引っ掛かりがあったけど、あとはスムーズだね。スキップも問題ない。Windowsメディアプレーヤーと比較すると、Kodiの方が快適に動くね。

Edge(エッジ)ブラウザーを使用すると、4Kの動画再生もフレーム落ちがなくスムーズに再生される。クロームよりも性能がいいね。

処理の重いHEVC Codecを140Mpsで再生してみると、Apollo Lakeの時と同じで、最初は動画再生がカクカクしているけれど、その後はスムーズに再生される。

Chuwi GBox ゲーム性能

League of Legendsを1080p,36fpsで遊んでみると、素晴らしくはないけれど、遊べるよ。設定を下げるともっと良くなるかな。

アンドロイドのエミュレータ、”Bluestacks“を動かすと遅すぎて使えないね。PUBGを動かすと、10,50,3 fpsなので遊ぶのは不可能だね。

Counter Strike Global Offensiveを720pを動かしても、動きがぎこちなくて全然遊べない。

Read Write Everythingという、メモリー、ハッキングツールを使ってパワーミットを解除しようとしたけれども、無理だったよ。だから、EZBookX4でしたみたいに解像度を2倍に上げる事はできなかった。

だから、Chuwi GBoxはゲーム用途では購入しない方がいいね。

Chuwi GBox サーマル

CPUの電力消費量をみると、最大12〜13WなのでミニPCとして理想的な値だ。CPUの温度は、85度が最高値になっている。

まとめ

良い点

  • ビルドクオリティが良い、丈夫なメタルフレームを筐体の側面に使用
  • 古いモデルのN3450よりも、性能が24%良くなっている
  • M2 2242/2280 SSDスロットがマザーボードにある
  • 2.5インチのSSD/HDDの拡張用スロットもある
  • Sandisk eMMC 5.1 drive
  • 軽い作業と、メディアプレーヤーとして快適につかえる
  • HDMI 2.0 4K 60Hz
  • メディアリモート付属
  • WI−FIの受信感度が良い
  • ギガビットイーサネット

残念な点

  • メモリーサイズが4GB
  • USBポートが上下逆
  • ゲーム用途には適さない(6W TDP)
  • BIOSにAdvaced設定が無い[/box]

ずばり、Chuwi GBox Gemini Lakeのオススメ度は?

コロボット
コロボット
KT-BOT「最後に、コロテックのChuwi GBox Gemini Lakeのオススメ度は?」

「[star rating=”4.5″] ずばり、星4.5つだ!!」

コロボット
コロボット
KT-BOT「そのこころは?」

この価格で、これだけカスタマイズ出来るのは、中華ガジェットの醍醐味だからね。

中華の王道をいっている製品だ!!

Chuwi GBox Gemini Lakeは、どこで買えるの?

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ギヤベストでの購入方法はコチラの記事みてね

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