中華タブレット・レビューの専門サイト、Techtablets.comより、Chuwi CoreBook (2-in-1) Tablet PCの実機レビュー動画。
Koro-Techでは、オーナのクリス氏から許可をとり、翻訳動画を作成しています。
Contents
Chuwi CoreBook レビュー
Chuwiから最新のフラッグシップタブレットのレビューです。大きなタブレットで、Intel Core m3-7Y30を搭載。スクリーンサイズは、13.3インチ。スクリーン解像度は、1080pでラミネート加工されだから、嬉しい事にデジタイザーとIPSパネルとの間に醜い隙間はない。
薄いデザインで金属製のユニボティになっている。キーボードとスタイラスが入っているので、箱は大きいよ。バッテリー容量は、34Wなので残念ながら5時間程度しか持たない。M3搭載のタブレットで7、8時間持つタブレットは、Suface Proを含めて一度も見たことがない。
このモデルは、Type-Cポート搭載だけれど、フルサイズのUSB3ポートは付いていない。キーボード・カバーは、タブレットのスタンドにもなるから、購入をオススメするよ。
13.3インチ 1080p IPS |
Intel Core M3-7Y30 |
Intel HD 615 iGPU |
8G DDR3 RAM |
128GB SATA3 SSD |
Intel Wireless AC |
Bluetooth 4.1 |
34Wh バッテリー(5時間) |
キーボード・オプション |
アクティブ・スタイラス・オプション |
Windows10 |
USB3.1 Type C |
Chuwi CoreBook 開封
見ての通り、いつもどおりChuwiの茶色の大きなパッケージにはっているね。箱の横には、スペックが記載されていて、ChuwiのHighPin3を使っているんだ。あとで、説明するよ。
説明書と、保証書が入っていて。電源アダプターが入っていて、Type-Cになっている。電源ケーブるの長さは悪くはないね。
スタイラスは、SurfacePenに少し似ている。ペンの反対側も使えるのか、後でテストしてみよう。ボタンは2つ付いていて、ペン先端のニブはゴムではなくて硬いプラスチックだ。ノックカバーを外して、単4電池を入れて使う。
キーボードは、プラスチック製のフエルトの様な素材で出来ている。でも、その素材は磁石の様にゴミを集めるだけなんだよね。綺麗に保つのも大変なんだ。
スタンドは、最近レビューしたCube K noteに似ていて、折り曲げるヒンジの部分は固くなっている。だから、角度を自由に調整できる。
キーボードの真ん中には、タブレットを立てる10ピン の端子がある。大きなタッチパッドが付いていて、ステータスを表示するLEDもある。
メディアコントロール用のファンクション・ショートカットがある。スクリーンの明るさを調整する為の、専用キーはないみたいだね。ちょっと、残念だね。画面印刷のボタンはないみたいだ。
キーボードの奥の部分がSurfacの様に持ち上がらないので、角度を付ける事ができない。だから、キーボードは真っ平らだ。でも、少なくともぐらつかな。
トラックパッドの両側のフェルトの様な素材は、時間が経つと手の汚れが移るだろうね。左右のクリック様のボタンが付いているね。WindowsPrecisonを採用しているといいけれどね、あとて確認してみよう。
タブレットを開けてみると、スクリーン・プロテクターが既に貼られているね。ホーム・ボタンあるけれど、ちゃんとクリック出来るね。指紋認証にもなるよ。ELAN製の指紋認証モジュールを使っている。
タブレットの底面には、キーボードとつなげる10ピンの端子があって、両脇に穴があるけれど、この中に磁石が入っていて、キーボードと繋げるんだ。
タブレットを横からみると、ガラススクリーンのエッジが白くなっている。僕のフォーラムみ来ている人が、それを見て、ガラスのラミネート加工がうまくいってないんじゃないの?と指摘してたけれど、これは、スクリーン・プロテクターなんだ。2.5Dのガラスの縁が丸みを帯びているので、スクリーン・プロテクターをきちんと貼ることができないだけだ。
Chuwi CoreBookの背面は、ユニボディの合金で出来て、手触りも良い。指紋の跡もあまりつかないね。ポートが付いているタブレットの上部にあるプラスチック以外は全て合金だ。
ポートが上に付いているのは、好きじゃないし、良いデザインではないね。背面には、5MPのカメラが搭載されている。MicoSDカードのスロットと、両脇にあるちいさな穴がマイクになる。その他に、MicroUSBポートと、3.5ミリのヘッドフォーンジャック(マイク機能付き)。
その隣のType-Cポートは、データ通信、充電、ディスプレイへの出力に対応している。上部のラウド・スピーカー・グリルは、片方だけではなく、両側に配置されているのがとても良い。手で持つと音をふさいでしまうからね。
左側には、ボリュームのボタンと電源ボタンがある。その下に、ステータス表示LEDがみえる。
フレームは周囲はプラスチック製で、手にとっても歪などはなく、ビルドクオリティの良いしっかりとした作りになっている。
Chuwi CoreBook 厚み、重さ、
Chuwi CoreBookの厚みは、9.3ミリだけれど、13インチのタブレットである事を考えると悪くないね。
タブレット本体の重さは1.1Kgだから、結構重たいタブレットだね。キーボードを追加すると、1.8Kgになって、電源アダプターを追加すると、合計2Kgになる。
これぐらいの角度(45度)が、タブレットをスタンドを傾ける事のできる最大の角度だ。これ以上、傾けるとタブレット・スタンドは滑り落ちてしまう。
Chuwi CoreBook BIOS、Windows、メモリー、内蔵ストレージ、性能
まず、BIOSの設定を見てみよう。ロックが完全解除されているか確認しているんだけれど、残念な事に一部の設定はロックされているみたいだ。パワーリミットの設定も見当たらないね。
でも、Intel XTUを使えば、パワーリミットの変更も可能だと思うよ。後で、テストしてみよう。Boot Menuもあるので、Linuxからの起動も後でテストだ。
Windowsで起動すると、Windowsは最新のバージョン(1803)が適用されているね。古いバージョンが入っているタブレットも多いからね。
既にこのタブレットを2日間テストしているので、その結果を見せるよ。
空きストーレッジの容量は、103GBなので、空き容量は少ないね。タブレットを分解してM.2 2242に換装も可能かもしれないけれど、殻を割らないといけないので、かなり難しそうだ。
メモリーは、Dual Channelの1600Mhzで動作している。メモリーのスピードは、そんなに早くはない、けれどGeekbenchのスコアには影響はないね。
内蔵ストーレッジのスピードは、SATA3 SSDのみたいには早くはない、でもeMMC5.1よりは早いよね。SeqRead/Writeスピードは、400MB/Sだけれど、他社の機種では500MB/Sも見たことがあるからね。4Kは少し遅いけれど、全体的なスピードは早く感じるね。
確かに、Antutuでの性能テストの結果にも良さが反映されていて、Intel Core M3-7Y30にしては、スコアが21819なので性能がとても良い。
デバイス・マネージャーを見ると、Wifiには、ディユアルバンドのインテル製AC1365を使用し、FTPのテストでは、転送速度が390Mbpsなので、このチップセットでは理想的なスピードになっている。Wifiのシグナルを受信する距離についても問題ない。ディスプレイは、Intel integrated HD Graphics 615を使用している。
Chuwi CoreBook スクリーン、動画再生
スクリーンの明るさは、最大で240ルクスだから、300ルクスはほしいところだね。スクリーンの全体的な色の再現性は問題ないよ。でも、スクリーンの端をみると、明かりが少し漏れているのが分かる。スクリーンの端側は、黒の発色が若干明るくなっている。
タッチパネルの反応は、とても良くて、動きもスムーズなので不満な点は一切ない。
Intel Core M3-7Y30は、VP9のコーディックも問題なく処理できる。140Mbpでエンコードされていれけれど、問題なく表示されている。
Type-Cからのモニタへの出力は、最大30Hz4Kだった。60Hzのサポートは無くて、このチップセットでは、HDMIサポートも無い。
クロームでの4K動画の再生も問題ないし、スクリーンで見た動画も良いね。
3.5ミリジャックからの、音質はノイズも乗ってないし良い音がする。スピーカーからの音は、昔のCubeタブレットよりもいい音がするよ。
8GBのメモリーを積んでいるので、アプリの切り替えとは問題ないね。Chuwi CoreBookは、パワーリミットが7Wに設定されている。推奨が4.5Wなので高めに設定されれいる。だから、Core M3にしては全体的なパフォーマンスが良いんだ。
Youtube、ドキュメントの作成、メール、軽いゲーム、このチップセットには最適だ。重いゲームとか、ビデオ動画の編集は難しいね。
フロントカメラの性能は良いけれど、マイクで拾った音声が良くないね。
Chuwi CoreBook キーボード、指紋認証
キーボードを数日使用したけれど、Mi NoteBook Proほど心地よいキーボードではないね。でも、全体的なキーボードの使用感は問題ない。
タッチパッドは、Windows Precision Driverを使用しているけれど、タッチパッドの表面の素材が良くなて、他のモデルのタッチパッドの方がいいよ。タッチパッドのサイズは、大きくてとても良い。
キーボードを接続した時の指紋認証センサーの位置が真ん中の下にあるので、僕の好みではないが、正確で素早く解除されるよ。
継続使用した場合のバッテリーの持続時間は、約5時間。100%に充電するのに3時間30分かかる。
上部にあるポートの位置は、僕の好みではないね。フルサイズのUSBポートがないから、アタプターを使用しないといけないしね。
この個体では、MicorSDカードの読み込みに問題があって、Windowsでビープ音がなるので、MicroSDカードの差し込み直しをするんだけれど、Windowsを再起動しないとMicroSDカードが認識されないんだ。
Chuwi CoreBook スタイラス
スタイラスの背中の部分は、実は何の機能もついていいない。消しゴムになるのかと思ったんだけれど。
Office Noteを使用してスタイラスのデモをしてみたんだけれども、上手く文字が書けない。スタイラスでメモを取りたいのなら、Sufaceを選んだ方がいいよ。スタイラスは、最悪だ。
Linux Mintでの起動は、全然問題ない。タッチスクリーン以外は、Wifiも、タッチパッドも全てちゃんと動く。
ゲーム性能は、軽いゲーム(Counter Strike、Leagues of Legend、アスファルト9)であれば問題なく遊べる。ゲームで遊んだあとに、タブレットの背面温度を測定してみると、43度なのでチップセットのある部分は少し熱くなるね。
電力消費量は、最大値が10Wで、最大CPU温度が74度なので、Intel Core M3-7Y30にしては全然悪くないね。
Chuwi CoreBook レビュー まとめ
良い点:
- 良いIPSスクリーン、タッチスクリーンの性能も良い
- メモリーサイズが8GB、早い Core M3-7Y30である
- 軽〜中程度の作業であれば問題ない
- 体感速度が良い。Wifiの感度、スピードもよし
- 指紋認証のスピードは早く、正確
- 熱処理も上手くされている、CPUの温度は74が最大
- スピーカー音は、Knote8&5よりも良い
改善点:
- ポートの位置が上にある
- IPSパネルにマイナーな滲みがある
- MicroSDカードの認識が不安定(テストした個体では)
- バッテリーの持続時間は、最大5〜6時間
- ディアルマイクの性能は良くない
- スタイラスでのメモがとれない
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